【開催レポ】中間報告会を開催しました!

11月20日(土)に とよたプロボノシナジーPJ2021中間報告会を開催。

豊田市内でSDGsに取り組む活動団体「NPO法人アイリス」「めぇープルファーム」「re輪」「Sporter+」と、4つのプロジェクトチームに分かれた社会人プロボノとが一堂に会し、プロジェクトの経過報告を行いました。

最初の顔合わせから早3ヶ月。今回はプロジェクトの中間報告、各チーム毎のミーティング実施、チームを超えた学びの共有を目的として開催。コロナ禍で今年度もオンラインでのやりとりが中心でしたので、顔を合わせお互いを感じ合いながら話ができる、リアルの良さを痛感する貴重な時間となりました。

Sporter+ (中京大学スポーツ科学部 草薙ゼミ)

プロジェクトゴール:スポーツで悩んでいるアスリートのオンラインカウンセリングを行う 

定例MTGを重ね、ロゴ制作、カウンセリングシート・予約フォーム作成、HP・インスタアカウント開設、アンケート作成を実施。現時点でゼミ内でトライできるところまできた。学内の予約もまもなくスタートし、12月からオンラインカウンセリングをスタート予定。学生の限られた時間の中でも効率よく進められるよう、プロボノを巻き込んだ役割分担やスケジュール管理にも注力していく。そして、広報活動や学内カウンセリングの評価検証をしながら、学外での実施を目指す。

NPO法人 アイリス

プロジェクトゴール:活動を広く知ってもらうためHP作成・移動支援の運行管理や予約システムのIT化の実現

プロボノによりあっという間に完成度の高いホームページ、予約システム、運行管理システムが完成。そのため、介護予防運動プログラムの作成もプロジェクトゴールへ追加。現在、評価プログラムは固まってきた為、今後やってもらうための手順書を作成予定。引き続き、ホームページはスマホで手軽に見られるようメンテし、IT化した予約や運行管理システムもアイリス内で使えるよう使い方の習得を目指す。

re輪(中京大学スポーツ科学部 草薙ゼミ)

プロジェクトゴール:サステナブルな不用品活用サイクルの構築に向けて不用品の回収~活用までのルート探索 

JICAのプロジェクトへ参加し集めた衣類を配送できたが、資金調達やタイアップ先の問題などの課題にも直面。自分たちが掛け橋となって、もったいない精神を大切に不要となった古着を生かす活動に注力することにシフトチェンジ。まずは学内にファンを作って支援してもらったり、自分たちの作ったものをどう購入してもらうかなど、継続的な活動と他との差別化についても検討しながら、学内で衣服のリサイクル、アップサイクル事業(ビジョン)の確立&実施に取り組んでいく。

めぇープルファーム

プロジェクトゴール:ヤギ数を増やし除草活動を拡大する、団体を応援して頂ける会員を増やす、ヤギ除草作業内容などを周知し活用促進を図る

第二牧場整備や除草ヤギ引き取り作業など実際に現場で作業をしながら、積極的に団体メンバーとのコミュニケーションを取り、課題概要を把握してきた。頭数増加時を見据えた第二牧場の整備は、チップまきや小屋メンテなど継続作業を実施。骨組みはできているヤギ除草マニュアルや貸し出しツールは、飼育プロスタッフと一緒に細部をメンテ予定。また、賛助会員のメリットをまとめてSNSで周知するなど、賛助会員の増強対策も強化しながら、法人会員についても検討し、広報・募集を目指す。

発表後は互いに感想を伝え合い、チームを超えた小グループで横断の交流も行いました。他チームの状況を知ることで、共通する想いや課題、今後の参考にしたい工夫などを それぞれが気づきを得て、励まし合い、学び合っていただけたのではと思います。

後半は、各チームで対面でじっくり議論する時間を取り、今後の活動について改めて考えていただく時間に。
発表を聞いての他のチーム参加者コメントを参考にしながら、これからの活動について活発なディスカッションがなされていました。

= 参加者の声(アンケートより一部抜粋)==

・他の団体さんの進め方が参考になり、今の団体の活動に活かしたいです。
・やっぱり面着での交流があると色々と進むことがあると思いました。
・貴重な経験をさせていただいています。
・他のチームのチームワークの良さを感じました。
・今回のプロジェクトはまさに1st Step。引き続き団体さんの活動が続くなら、継続的に関わっていきたい。
・参加できてとても良かったと思っています。あと数ヶ月で確かなものにして、活動に利用してゆきたいです。

このプロジェクトを一緒に創り上げようといつも前向きな参加者皆さまと、先輩として寄り添い見守ってくださる第1期プロボノさんのお陰で、今回もあたたかく素晴らしい場になりましたこと、大変感謝しております。本当にありがとうございました。

次に全員で顔を合わせるのは1月の最終報告会となります!
こちらは一般公開での開催を予定しておりますので、ぜひたくさんの方にこの4チームの成果報告の様子を見守っていただけたらと思っております。