とよたプロボノシナジープロジェクトについて

愛知県豊田市を拠点に社会貢献活動に取り組むNPO・市民活動団体が社会人プロボノの支援・共働により、さらに持続可能で豊かな未来をつくることを目指すプロボノプロジェクト。

プロジェクト運営体制

新たなシナジーを実現するため、様々な経験を持つスタッフがプロジェクトをサポート ▷▷ 運営メンバー紹介

参加団体・プロボノ募集、決定

 団体募集説明会+自組織のビジョンや課題を見出すワークショップ 開催
        説明会参加9団体 → エントリー5団体 → SDGsに貢献する3団体へ決定

団体募集説明会の様子(リアル開催)


チームNadeshiko
豊田市美術館ガイドボランティア自主グループ「アートフレンド」
NPO法人 アニマル体操クラブ

 プロボノ募集説明会+プロボノ活動がもたらす自身のキャリアを考えるワークショップ 開催
        説明会参加48名 → エントリー15名(辞退1名) → 参加14名

プロボノ募集説明会の様子(オンライン開催)

実施スケジュール

2020年度は9月から2021年2月末までの約半年間に渡り、3つのプロジェクトが進行。

9・10月 合同研修会 —– 団体・プロボノ初顔合わせ。ビジョンや課題の共有及び目標設定を実施。
12月  中間発表会 —– 各プロジェクトの進捗発表。対面でのディスカッションで、今後の取り組みについて整理。

 ”コロナ禍”の中、社会をもっと良くしたいという思いと、今起きている課題を解決するべく、慣れないオンラインを駆使しながら、団体・プロボノ・運営が一緒になってプロジェクトを遂行。またプロジェクトスタートから、月に1度の頻度でプロボノ同士が横に繋がる交流会をオンラインで開催。チームを越えての情報交換の場として、進捗確認やナレッジを共有したり、つまづきや課題に対してアドバイスし合う場も用意。

キャリアモデル開発

7名のキャリアモデル開発士がプロボノ1人1人と面談。プロボノ活動が自身の人生やキャリアにとってどんな意味があるのかも含めて、これまでの経験を棚卸し。自分が何にやりがいを持てるのか、プロボノでの経験、新たな繋がりを未来にどう生かしていくか向き合い、人生100年時代を彩るキャリアビジョンの見える化を支援。(☟プロボノ5名の事例紹介) 
※2020年度のプロジェクトで開発された「キャリアパーツ」はこちらへ

最終成果発表会

2/27(土) とよた市民活動センター&Zoomミーティングのハイブリッド開催で、一般のオーディエンスも募集し公開で実施。中間報告会で設定した目標に向かってチーム一丸となって取り組んだ成果と、プロボノのキャリアモデル開発の成果を1人ずつ発表。団体、プロジェクトだけでなく、1人1人が主役となるような成果発表会となった。

成果発表会当日のオープニンングムービー

プロジェクトの成果について

一般社団法人 チームNadeshiko

FunTeck!テクノロジーと仲良く暮らすをコンセプトに、ママたちが主体となって運営している団体。2020年12月法人化。

NPO法人 アニマル体操クラブ

「とよたの根っこを育てる」の理念のもと、体操教室を中心に豊田市内各地で教室運営。競技クラスもある本格的体操クラブ。

豊田市美術館ガイドボランティア自主グループ「アートフレンド」

美術館での対話型ギャラリーツアーを中心に教育普及活動において22年の実績。2017年夏、美術館からの応援を受け有志で外に飛び出し、交流館、学校、放課後児童クラブ、アートイベント等においてアートの楽しさを伝えている。

アンケート結果

プロジェクト期間中は、プロジェクト参加者への定点観測アンケートを実施。また「嬉しい」「感動」「感謝」を伝え合う機会を作り、参加者内でシェアを行った。

ご自身の中でプロジェクトを通しての気づきや学び、感想、変化がありましたらお書きください。

■自分は何ができるかをみつけることができた他団体支援を通じて、プロジェクト参画前よりも中間支援への意欲が高まった。
■新たな知識、感覚が得ることができました。最終報告をまとめる中でやっと気持ちの整理ができましたが、参加してよかったです。
■「多様性」がすこし解ってきた気がする様々な多様性を感じられて、刺激的でした。 もっともっと謙虚に挑戦していきます。
■関わり方に難しさを感じながらも、何をサポートすべきか団体さんのニーズ(潜在的な面も含め)を押さえる大切さを感じた
■前向きな皆さんに影響を受けて「自分も勉強しなくては!」と思っています。
■「相手を認める」ことを一番学んだと思います。普段の業務は結果の方向が決まっていました。しかし、プロボノを通じて答えは決まっていないことは良い事なんだと思いました。自分が当たり前と感じていた事柄も他の人からしたら正解ではない。だからこそ大きな視点で考えられるのだと。少しづつですが、本業のほうでも認める事と意見を出しやすい環境づくりを行っています。
■教えてもらった対話型鑑賞が他のキャリアパーツに役に立ちそう。
■プロボノを募集しているところは、新規事業や新しいことを望んでいるところばかりだと思っていたが、そういう団体ばかりではないことに気づけた。
■相手に合わせて、求められていることが何かを対話を通じて理解活動をすることが大事であることがわかった。

プロジェクトで関わっている方の中で、この人の「こんな行動が素晴らしかった・助けられた・感謝したい」「この言葉に勇気づけられた・感動した」など、影響があった体験をお書きください。

■最終報告会にて、団体さん、プロボノさん一人づつにそれぞれの良さがあり、一言では表せないくらい多くの影響を受けました。
■色んな価値観に触れることができ、自分らしさをより意識することができた。
■団体さんが自ら率先して資料づくりを担当していたこと。プロボノに任せるのではなく、自分たちで実施するという姿勢を見せてもらった。プロボノも負けていられない。
■今日の報告の中で社内外ありますが、起業を考えている人が複数いて驚きました。素晴らしいと思います。
■アートフレンドリーダーの佐孝さんに助けられました。超ポジティブで、相手の立場で励ましてもらいました。
■アニマルさん、2回目の緊急事態宣言が出たあとのオンライン教室に向けた一本筋の通った動き。
■澤さん、初めは主体性はなく、サポートの意識が強く感じたが1番活動に時間を割いて、最後は資料の取り纏め等も主体的にやっていただけました。
■最終発表会で山田さんがおっしゃっていた「小さい子供がいる自分にできることがあるのか?という不安」。社会にはその不安を抱える人が多い事を思い出した(自分含め)、そこへのアプローチを考えたいな〜と思いました。
■関係者全員の熱量が素晴らしかった。多分本業での業務も多いのに夜遅くまでプロジェクトに取り組む姿勢
■議事録を書いてくれる人、会議の進行役を買って出てくれる人等、いろいろ進んでやれる事は素晴らしい。

1期プロボノさんの体験インタビュー